８月の裏磐梯ではヤマユリの強い香りがいたるところで確認できます。この花はヤマユリの変種でベニスジヤマユリでやや赤が薄い固体です。中にはかなり強い赤色をだす固体もあるようです。あと２個、蕾を持っているので楽しみです。

本日の画像はやや高い山地の林内に生えるカラスシキミです。この植物は日本の固有植物で雌雄異株です。北海道〜本州日本海側の島根まで分布しています。あっ同じ仲間のオニシバリの実の写真も撮ってこなければ。

こんなに地面に這う植物なのに小低木です。伊吹山に多く産し、芳香があることから名前がついた様です。匂いをかいでくるのを忘れてしまいました。

磐梯山の花（２）亜高山帯〜高山帯の礫地や岩場に生える多年草です。東北地方南部〜中部地方、日本固有種です。紫色や白花もあります。

昨日、磐梯山に登ってきました。とても暑かったです。この時期に磐梯山に登る事はほとんど無いのですが風評被害でお客さんがいないのでゆっくりと花の撮影をしてきました。長い間狙っていた花の一つです。この花は北海道、中部地方以北の高山に生えます。

北海道、中部地方以北、日本海側に多い植物です。我が家の庭に生えたのはなんと2.3mで花数は20個強です。一つの花に種子は約500,この一本のオオウバユリはなんと10,000です。はたして生き残れるのは何個でしょうか？。

関東地方以西に咲くヤマアジサイよりも大型で日本海側に生息するアジサイです。今が裏磐梯では旬な花です。

見た事の無い花が咲いていたのでいろいろと調べましたがはっきりと断定は出来ませんでした。最後の砦のTさんと一緒に確認したらハコネウツギとの事でした。私の調べ方はまだまだ甘くショックを受けています。この花は基本的には裏磐梯ではまだ確認されておらず、本来は太平洋側にある植物でどう...

昨日のアクシバの写真が少し気になったので再挑戦してきました。背景も良く、そしてちょうど花びらが開きそうなのがあたので撮影してきました。

花のマクロ撮影に最初に出会ったあこがれの花です。色、形、質感を追い求める様になった私にとって原点になった花です。このアクシバは毎年撮影をしている木で他と比べるとかなり赤い色が強く出ています。葉のわきに1cmほどの淡紅白色の花を下垂します。

食虫植物のモウセンゴケです。この光る粘液で虫を捕らえると葉を閉じそして体液を吸うと葉を開きます。花はかわいらしい白花です。山地から亜高山にかけての日当りの良い湿地に生えます。

ホタルブクロより山深い所に自生する事が多い様です。ホタルブクロとの違いはがくの一部が反転するかしないかで分かれる様です。名前の由来は諸説あります。

本日で最後の花はヤナギトラノオです。生育値地がどんどん少なくなって、福島県では希少種です。葉が柳に似ているのでヤナギそして花序を虎の尾にみたててトラノオと名前がついた様です。

本日はヒオウギアヤメです。北海道、本州中部以北に分布し深山の湿原などに自生します。皇室の紀子さんのお印がこの檜扇菖蒲です。

本日はニッコウキスゲです。正式名称はゼンテイカですが別名の方が名前が通っているようです。一日花とも呼ばれ朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまいます。そのしぼんだ花も遠くからみると黄色い絨毯の一部になり湿原を黄色一色に埋め尽くします。

本日は福島県では準絶滅危惧のトキソウです。分布域の一部で生育条件の悪化、分布域の一部で過度の捕獲、採取（すなわち拉致です）などで危ない状態になっている様です。

本日は福島県では絶滅危惧?類のサワラン（別名アサヒラン）です。やはり拉致も強い原因になっているようです。新しい木道は昔と比べて少し高くなり背の低い植物の写真は撮りにくくなりましたが木道にカメラを押し付けての撮影をしました。

お客様のK夫妻と裏磐梯でキバナノコマノツメを見つけました。亜高山帯から高山帯に生息するスミレで唯一スミレと名前がつかないスミレです。本州中部では標高１７００メートルの所で見られる様ですが裏磐梯で見られた事は奇跡的でしょうか？

お客様のK夫妻と裏磐梯でスズムシソウを見つけました。福島県の絶滅危惧?類に分類され、すべての固体群で強い捕獲・採取圧により激変しているようです。

先日に行った磐梯山で撮影して来た花です。まだまだ時期的には少し早かったようで、アカモノは少ししか咲いていませんでした。